文部科学省宇宙航空科学技術推進委託費事業の一環として、学習院大学シンガポール研修を実施しました。目的は、「日本の宇宙産業の海外展開を担う人材の育成」です。日本産業における主要海外拠点のひとつであるシンガポールを研修地として、宇宙だけではなく様々な産業の海外展開を学びました。
本研修では学生を引率しシンガポールの様々な企業を訪問しました。3 泊5 日のプログラムでは、宇宙産業、銀行、不動産業などの現地企業を訪問し、現場で働く方々から日本企業の海外展開戦略や国際市場でのビジネス運営について講義を受け意見交換を行いました。
学習院大学シンガポール研修実施概要
- 期 間:2024年9月10日(火)~9月14日(土)
- 目 的:グローバル市場におけるビジネス理解
- 訪問先
1日目:DBJ Singapore (日本政策投資銀行シンガポール)、LIBERATECH SPACE
2日目:Mapletree、Hamza Hameed(Space & Connectivity)、シンガポール国立大学
3日目:丸紅アセアン、三井住友銀行 - 参加人数:16名(所属:法学部、経済学部、文学部、理学部、国際社会科学部、自然科学研究科)
- 同行者:理学部 教授 渡邉 匡人、国際社会科学部 教授 乾 友彦
- 記録写真





(Satellite Technology and Research (STAR) Centre)


本学教員・受入企業・企画運営企業からのコメント

渡邉 匡人
学習院大学シンガポール海外ビジネス研修プログラムは、「日本の宇宙産業の海外展開を担う人材の育成」のために企画しました。この目的を達成するためには宇宙だけではなく様々な産業の海外展開を学び、その特徴と共通点について考察を深めたいと考えました。
その観点からは、宇宙を含む様々な産業が集まり、国際ビジネスの中心であるシンガポールで研修を行うことが必要不可欠であると判断しました。
本研修では学生を引率しシンガポールの様々な企業を訪問しました。3 泊5 日のプログラムでは、宇宙産業、銀行、商社などの現地企業を訪問し、現場で働く方々から日本企業の海外展開戦略や国際市場でのビジネス運営について理解を深めました。

Co-Founder, CEO & CMO
LIBERATECH SPACE PTE. LTD.
学習院大学の学生の皆さんがシンガポールでの研修を通じて、グローバルビジネスの最前線を実際に体感し、その場に少しでも貢献できたことを大変嬉しく思っています。研修後、多くの学生からポジティブなフィードバックを直接いただき、彼らの成長や新たな視点に触れることができたのは本当に素晴らしい経験でした。
今回の研修では、異なる業界を代表する4社とのミーティングを通じて、さまざまな角度から学びを深める機会をご提供させて頂きました。私がCEOを務めるLiberatech Spaceは、宇宙ビジネスにおける革新をリードしています。DBJ Singapore(日本政策投資銀行シンガポール)は、日本企業の海外進出を支援し、特にシンガポールを含む東南アジア、インド、オーストラリア市場への展開をサポートしています。Mapletreeは、シンガポール政府が筆頭株主の不動産開発と投資運用のリーダー企業として、グローバルな視点から事業を展開しています。そして、シンガポール国立大学の宇宙開発部門は、長年にわたってシンガポール政府向けの衛星を開発・製造しており、最先端の技術を学生たちに示しました。
これらの企業や大学のトップと直接交流し、学生の皆さんがそれぞれの現場で得た経験や知見が、今後のキャリアに大きなインスピレーションとなることを願っています。来年もぜひ、シンガポールでお会いできるのを楽しみにしています!

代表取締役 榊原 華帆
この度、学習院大学のシンガポール研修の企画・運営を弊社にお任せいただき、大変光栄に存じます。宇宙産業をはじめ、多様な分野のグローバルビジネス環境を学生たちが体験し、将来のキャリア形成に向けた貴重な学びの機会をご提供できたことを嬉しく思っております。企業訪問や専門家との対話を通じ、学生たちは国際市場におけるビジネス戦略や宇宙産業の現状について深く学び、今後のキャリア選択に活かせる大きなヒントを得られたと感じております。
私たちSPACETAINMENT株式会社は、今後もこのような機会を提供し、未来を担う人材がグローバルに活躍できるよう、引き続きサポートしてまいりたいと考えております。


担当:学習院大学理学部 教授 渡邉 匡人(物理学科)
(掲載:学習院大学研究支援センター)