「宇宙利用論」専用サイトがオープンいたしました。 プログラム概要

講師紹介

講師からのご挨拶

渡邉 匡人

  • 学習院大学
    理学部
    物理学科教授

民間の宇宙事業が活発化している現在、将来多くの人々が宇宙利用に携わっていく可能性があり、今後想定される宇宙利用における課題をいかに解決していくかを今考える必要があります。宇宙利用の課題解決は、1機関や1国だけでおこなうことはできません。文理融合のひろい視野でのルール形成を構築していく必要があります。このため、本プロジェクトでは国内外の様々な専門家や機関と協力し、人類が宇宙を恒久的に平和利用していくルール形成を主導していく人材育成を目指していきます。

小塚 荘一郎

  • 学習院大学
    法学部
    法学科教授

星空を見上げるとき、誰もが純粋な気持ちになります。しかし、宇宙利用は、目的や意図を間違えると、相互にぶつかり合ったり、ときには政治的な緊張を高めたりと、深刻な問題を引き起こすこともあります。このプロジェクトを通じて本学では、宇宙法の研究に10年以上の実績を持つ慶應義塾大学宇宙法研究センターの先生方にもご参加いただいて、宇宙利用の適正な枠組みとなる「宇宙ルール」の理解とスキルを身に着けた人材を育てていきます。

乾 友彦

  • 学習院大学
    国際社会科学部
    国際社会科学科教授

本プロジェクトにおいて、インターンシップ先としてアメリカやヨーロッパ、シンガポールの宇宙ベンチャー企業なども開拓する方針であり、ゼロから事業をつくり上げるベンチャーマインドを学んでほしいと考えています。ただし、宇宙事業に関わる理工学的な知識や技術の習得を目指すわけではありません。大切なのは、「技術をどう活かし、どんな課題を解決するのか」「いかなるビジネスに発展させられるのか」といった視点を持つことです。